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あなたは知ってる?更年期障害と自律神経失調症って違う?同じ?

 2017/04/24 ヘルスケア 更年期
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更年期障害に悩む女性

急な体ののぼせ、頭痛やめまい、イライラ、目の疲れ、体がだるい、不安、体の冷えなど。年齢を重ねると「更年期障害」といって、こうした異変が体や気持ちに現れはじめます。

また、緊張、肩の凝り、吐き気、食欲がわかない、なかなか寝付けないなどの「自律神経失調症」に悩む女性も近年多くいるのも事実です。

 

 

そもそも「更年期障害」と「自律神経失調症」このふたつの症状には、とても似ている部分があります。そのため、更年期障害なのか、はたまた自律神経失調症なのか、はっきりした違いを判断しにくいため、どうしたらいいのか分からず悩んでしまう方もいるのではないでしょうか?

今回は更年期障害と自律神経失調症の違い、なぜ起こるのかそれぞれの原因、それから対策方法についてお話します。

 

更年期障害とは?

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更年期障害と自律神経失調症の違いについてお話する前にまずは、それぞれがどういったものなのか理解しておきましょう。

更年期障害とは、顔がほてる(ホットフラッシュ)、のぼせる、体がひえる、体がだるい、イライラする、不安な気持ちになる、体がむくむ、めまいがする、ふらつく、といったホルモンバランスの乱れによって起こる自律神経失調症のひとつです。

これらの症状は主に45〜55歳の女性が感じやすいといわれているんです。どうしてこの年齢の女性たちが更年期障害を起こしやすいのかというと、40代半ばを境に女性ホルモン・エストロゲンが急激に減っていくからだ、と言われているから。

 

こうした体の変化についていけず、体と心にさまざまな不調を感じてしまうのが更年期障害なのです。

脳の視床下部にある下垂体という部分が指令を出して、エストロゲンを分泌。このホルモンは別名「美人ホルモン」と呼ばれており、しなやかな曲線、ふっくらしたバストなど女性らしさをより高めてくれる脳内物質として知られていますよね。

加齢によって卵巣の機能が衰えると、下垂体からの脳への伝達がうまくいかなくなってしまいます。すると、体の自律神経を司っている脳の視床下部が混乱状態に。その結果、自律神経にも乱れが生じてイライラする、不安な気持ちになる、体が疲れやすいなど更年期障害と呼ばれる不調を感じてしまうんです。

 

自律神経失調症とは?

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自律神経失調症とは、目の疲れ、息苦しい、立ちくらみ、生理不順、眠れない、集中力が無い、のどが乾く、ガスがたまりやすい、便秘、細かいことでも気になって仕方がない、などといったストレスによって起こる更年期障害のひとつです。

こうした不調を感じてしまう原因は、職場の人間関係、仕事、恋人、家族の問題など内的・外的ストレスが挙げられます。

そもそも自律神経には、日中活動しているときに優位になる神経で、緊張しているとき、興奮しているとき、ストレスを感じているときに働く交感神経。それから、リラックスしているとき、眠っているときに優位になる副交感神経の2種類があります。

昼間は交感神経の働きが強まり、体と脳が活動しやすい状態に。一方夜になると副交感神経の働きが優位になり、日中の活動によってダメージを受けた細胞を回復させ、疲れをとる働きがあるんです。このふたつのバランスが安定していることで、私たちは日々健康をキープしているというワケ。

 

しかし、ストレスが多い現代社会において、何もかも穏やかにことが進むわけではありません。

すし詰め状態の満員電車、小言がうるさい上司、毎日夜遅くまでの残業、自慢話ばかりの友人、なかなか会えない恋人、季節による気温の変化、体の不調、蛍光灯の明かりなど。私たちは日々、さまざまな内的・外的ストレスにさらされています。

こうしたストレスをうまく発散できずに心と体の中に蓄積されていくと、交感神経と副交感神経のバランスが崩れて自律神経が乱れてしまうんです。その結果、自律神経失調症を引き起こしてしまいます。

 

結局、更年期障害と自律神経失調症は違うの?

更年期障害と自律神経失調症、「○○症状があるから更年期障害」反対に「○○だから自律神経失調症かもしれませんよ」と明確に言い分けるのは難しいようです。実際、自分がどちらに当てはまるのか分からないと悩む女性は多いのだといいます。

しかしひとつだけ言えるのは、どちらの場合も体の中で何かしらの異変が起きているシグナルであるということ。そのままにせずに、心から信頼できるお医者さんにご相談してみるといいと思いますよ。

 

自宅で何かケアできるの?

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心と体に異変を感じる前に、感じてしまったとき、私たちが自分で何かできることはあるのでしょうか。医者には行きたくないけど、でも気になると感じる女性はきっと多いはず。そこで、すぐに実践できそうなものをいくつかご紹介します。

 

栄養バランスのとれた食事

なんといっても基本は、栄養バランスの摂れた食事を心がけてみましょう。コンビニやスーパーの出来合いのお弁当やファーストフードだけでは、どうしても栄養が偏りがち。レモンやいちご、キウイに含まれるビタミンCは興奮作用のあるホルモン・アドレナリンの分泌を促して、脳の前頭葉を活性化させる働きがあります。また、抗ストレス作用があるため、心と体の健康にぜひ積極的に摂りましょう。

 

ヨガ・軽くジョギングをする

深い呼吸で体の中に自然に酸素を取り入れるヨガやジョギングなどの有酸素運動を行うと、副交感神経が優位になります。もちろん交感神経も働いていますが、バランスが整いやすくなるんです。一定のリズムを刻むような感じてゆっくりと、30分を目安に行いましょう。毎日続けることで自律神経の乱れが安定し、気持ちも穏やかな状態でいられますよ。

 

まとめ:心と体の健康のために

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ホルモンバランスの乱れによって起こる更年期障害は、自律神経失調症のひとつであるということがわかりました。その自律神経失調症は、内的・外的ストレスが原因で起こるようです。

更年期障害と自律神経失調症それぞれどんな症状があるのか、またどうして起きてしまうのかということについてお話しましたが、明確な違いを判断するのは難しいかもしれません。

有酸素運動や毎日の食生活に気を配りながら、心と体の健康をゆっくりと育てていきましょう。

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Yui

Yui

ヘルスケア分野の店舗企画開発を経験。自身の心身の崩れから、より一層スキンケア、ヘルスケアを研究するようになる。現在は美容を中心としたプロライターとして活動。

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