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更年期障害の体のかゆみはただの乾燥じゃない!◯◯の不足が原因?

更年期に入ると体と心のさまざまな部分にその変化が現れはじめます。目がかすむ、体が重い、疲れが取れない、のぼせ、虚無感や喪失感など。そして、体のかゆみを伴った乾燥も更年期障害を代表するトラブルのひとつです。

 

特に冬は空気の乾燥によって湿度が下がるため、夏や梅雨の時期と比べると肌がひび割れたり、かゆくてかきむしってしまう、という症状は誰にでもありますよね。

それはあくまでも「乾燥」です。しかしここでお話するのは、「ホルモン分泌の減少」と「ホルモンバランスの乱れ」によって起こる更年期障害の乾燥の原因とその対策についてです。

乾燥をする足

なぜ乾燥が起こるのかその原因をきちんと把握しておけば、あとはそれに対する改善策を実行すればいいんです。

 

なんでかゆいんだろう

なんで最近こんなに乾燥するんだろう

 

と悩んでいる女性のみなさま、今回お話する内容をぜひ参考に、今後の乾燥ケアに役立ててください。

 

女性ホルモンが減少すると肌質が変化する?

女性ホルモンには「エストロゲン」と「プロゲステロン」の2種類があります。思春期を超えて30代に入ると、エストロゲンという女性ホルモンの分泌がピークを迎えます。

そしてその10〜15年後の40〜45歳くらいに入ると、エストロゲンの量が激減。

 

このエストロゲンという女性ホルモンには、肌の潤いを保ったり角層の水分を保持する働き、それからコラーゲン作りをサポートして肌の弾力やハリを維持する役割があるんです。

 

さらに、皮脂の分泌を促し皮膚のバリア機能を高める働きを持つ「プロゲステロン」も同時に少なくなってゆきます。

つまり、肌に圧倒的な効果をもたらすエストロゲンとプロゲステロンの分泌量が少なくなるということは、肌の水分不足を意味します。

これらのホルモンバランスが崩れることによって、かゆみを伴った乾燥が発生してしまうわけなんです。

 

ヒアルロン酸の減少も乾燥の原因

肌のバリア機能が衰えるということは、紫外線、車の排気ガス、洗顔料の摩擦、空気中に舞うホコリといった外からの刺激を受けやすい状態になります。

その結果、刺激によって皮膚表面の角質がめくれ上がり、肌の潤い成分コラーゲンヒアルロン酸が外に流れ出し、乾燥に拍車をかけてしまうんです。

 

ここまでお話した内容を一度まとめると、40歳を境に減少する女性ホルモン・エストロゲンの影響によりプロゲステロンのバランスが崩れます。

そしてそれが肌のバリア機能の乱れへを引き起こし、ヒアルロン酸やコラーゲンが流出して乾燥を加速させてしまうというわけ。

 

一度起きてしまった角質の乱れは2〜3日で良くなるか、と言われたら残念ながらそう簡単には元に戻りません、、、。

年齢によって変化しますが、通常28日周期で生まれ変わる肌細胞のリズムを一刻も早く整えてあげる必要があります。これからその方法についてお教えしましょう。

 

今からできる更年期に起こる乾燥対策

今からすぐにできる、更年期に起こりがちな乾燥対策についてご紹介します。

 

日焼け止めを塗る

まずはやっぱり、紫外線対策が重要です。例え室内にいる時でも、曇りの日でも、冬場でも、日焼け止めは毎日欠かさず塗りましょう。

 

紫外線にはA波(UVA)とB波(UVB)があります。特に紫外線A波(UVA)はおそろしいもので、肌の奥深くまで到達して細胞を次々に破壊してしまうんです。そうして、肌の乾燥、かゆみ、たるみを招いてしまいます。

 

室内にいようが、日陰にいようが、私たちの肌へ年中紫外線にさらされています。今からでも遅くはありません、毎日必ず日焼け止めクリームを塗る習慣をつけましょう!

 

とにかく保湿する

紫外線対策の次に大切なのが、保湿ケアです。少しでも肌がヒリヒリする、かゆいと感じた場合はボディミルクやオイルを塗って保湿してあげましょう。

 

かゆい=肌が敏感になって刺激を受けやすい状態です。できるだけ肌への刺激が少なく負担がかからないボディケア用品を使ってください。

 

おすすめは、セラミド配合のローション。セラミドは、肌の保湿成分として細胞と細胞の隙間を埋める働きがあり、水分抱え込んで肌に潤いを閉じ込める効果があるんです。

 

お風呂から上がったら体を拭く前にオイルを塗ると、肌により浸透しやすく潤いが保たれます。もしベタつくのが気になる方は、体の水気を拭き取ったら即クリームやボディミルクを塗りましょう。

 

麻or綿100%のボディタオルを使う

ナイロンタオルは肌を傷つけ、皮膚のバリア機能をめちゃくちゃにしてしまいます。しかも傷ついた部分が炎症を起こして雑菌が入り、乾燥だけでなくニキビ、黒ずみの原因にもなるのです。

 

この負のループを断ち切り肌をより健やかな状態に近づけるためにも、もしくは綿100%のボディタオルに買い換えましょう。

麻や綿のボディタオルは肌への負担が少ないから、乾燥肌や敏感肌の人におすすめです。

 

ドラッグストアで販売されているので、ランチ休憩、仕事の帰り道にブラッと寄って購入してみてください。

 

刺激が強いボディーソープ、洗顔料の使用は避ける

あなたは、毎日どんなボディソープで体を洗い、洗顔料で顔を洗っていますか?

ボディーソープや洗顔料の多くには、食器洗剤で使われている界面活性剤が含まれています。この界面活性剤は洗浄力がとても強く、肌の潤いを保つために必要な皮脂や角質までをも剝がし取ってしまうわけなんです。

 

その結果、洗い上がると肌がつっぱったり、ひび割れたり、かゆみを伴った乾燥を引き起こしてしまうんです。

 

美しい肌と引き換えに、界面活性剤で肌を酷使し続けるのはあまりにも危険すぎます。天然由来の成分が配合された石鹸や、オーガニックに切り替えてみてはいかがでしょうか?

 

十分な睡眠を確保する

仕事、恋人、家族、友達との人間関係、環境の変化、季節の変わり目などの内的・外的ストレスによる睡眠不足は、肌に一発でその影響が現れます。

 

寝ている間に分泌される成長ホルモンの働きによって、ダメージを受けた細胞を修復したり肌の代謝機能を高める働きがあるんです。

 

アロマオイルを焚いたり、お風呂にゆっくり浸かったり、好きな音楽を聞いたりしてリラックスできる状態に持ち込み、質の高い睡眠を確保できるようにしたいものですね。

 

まとめ:毎日のケアで更年期に負けない肌へ

更年期障害に現れる乾燥によるかゆみは、実はただの乾燥ではなく女性ホルモンの影響と、それに伴うヒアルロン酸の減少が原因のようです。

紫外線対策や保湿、睡眠を心がけてあの頃の肌を取り戻しましょう。

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Yui

Yui

ヘルスケア分野の店舗企画開発を経験。自身の心身の崩れから、より一層スキンケア、ヘルスケアを研究するようになる。現在は美容を中心としたプロライターとして活動。

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