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更年期の関節痛の痛みを取る・和らげる最新事情

更年期障害の関節痛

40~60代頃に誰しもに訪れる更年期。

2015年に厚生労働省によって発表された日本人の平均寿命は、
男性が80.21歳、女性はなんと86.61歳と、長寿大国、超高齢化社会となった今、
更年期が片付いた後もまだ20年はゆうに残された寿命を、楽しく健康に
過ごすかどうかはあなた次第です。

若い頃からの悪習慣や暴飲暴食、乱れた生活リズムを正すのは、
その結果が顕著に症状として現れるこの時期ほどふさわしい時はないとは
思われませんか?

そこで今回は、更年期障害による関節痛を改善する対策ご紹介します。

■更年期にダメージを受けるコラーゲン■

更年期にコラーゲンがダメージ
私たちの体の中のたんぱく質の約3分の1はコラーゲンでできています。

コラーゲンの主だった役割は、細胞同士を繋ぎ止めることですが、ひじやひざなどにあるコラーゲンは関節部分の軟骨の成分としてクッション材の役割を果たし、
皮膚や肌にあるコラーゲンは肌の潤いを保ち皮膚トラブルを防いでいます。

また、血管や臓器にあるコラーゲンは、それぞれが円滑に動くよう機能を保つ役割をしています。

けれど更年期を迎えるこの時期、女性ホルモンであるエストロゲンの低下は、体内のコラーゲンの減少を加速させると同時に代謝も弱めます。

そのため排出されずに古く固くなったコラーゲンが体に溜まることによって、さまざまな障害が起こると言われています。

■古くなったコラーゲンが起こすトラブルって?■

関節のトラブル
更年期障害の代表的な症状のひとつである関節のトラブルは、
このコラーゲンの老化、劣化による影響が原因と考えられています。

関節がポキポキと鳴るくらいの軽いものから始まり、関節のこわばりや痛み、手足のしびれ、手首が痛み力が入らない、足の甲やかかとが痛んで歩くのに支障が出るなどなど、
初期の症状としては手足の先や手首などの体の末端部分から障害が起こるケースが多いようです。

また、この症状が出やすいケースとして、過去に過度のダイエットをして生理が止まったことがある、生理不順になりやすかった、体が華奢で細い体型の方などが多く発症しやすい症状と言われています。

 

初めは小さな痛みでも、徐々に全身に広がり、腰痛などの大きな関節にも痛みが出始めたり、気が付くとまったく動かせなくなっているなど、重い症状へと推移していきます。

コラーゲンとともにカルシウムも低下し、骨粗しょう症などの影響も考えた場合はもっと深刻で、極端に背が縮む、知らぬ間に背骨が曲がったり折れたりする圧迫骨折などの症状を起こしやすくなります。

■更年期障害の改善に役立つサプリメントいろいろ■

更年期障害にサプリメント
更年期障害の主な要因として筆頭に挙げられるのは、
女性ホルモン=エストロゲンの急激な減少です。
それによって一気に老化が進み、肉体的、精神的にその急激な変化に
適応が間に合わない場合に起こるのが、
更年期障害というさまざまな不調と言われています。

 

では、更年期障害と診断された場合、その治療法としてまず挙がるのが、
減ってしまった女性ホルモンを補充すればいいと言う発想ですが、
これはとても直線的でわかりやすい治療法と言えると思います。

 

けれど、なぜこの時期、女性ホルモンは失われていくのでしょうか?
そこには何か、自然の摂理や必然性があるはずと考えてしまうと、
減ったから足すと言うあまりに単純な発想で間違いはないの?と言う疑問が生まれるのは、当然のことかもしれません。

 

今回は、その疑問も踏まえたサプリメントをいくつかご紹介したいと思います。

1、失った女性ホルモンを補填する

この方法は、投薬やパッチ剤で処方され、たった一度の服用で
症状がまったく無くなる方も多く、症状の改善には大変有効です。

ただ、不正出血や乳房の張り、おりものが増えるなどの副作用もあり、
なにより自然の営みに逆らうようなこの方法には、抵抗があるという場合は
おすすめできません。

2、プラセンタという新しい選択肢

プラセンタとは英語で胎盤のことを指しますが、
現在、一般的に哺乳類の胎盤から抽出したエキスのことを「プラセンタ」と呼んでいます。

ご存知のように胎盤とは妊娠中には母体と胎児を結び、分娩の際には不要になってしまう器官ですが、たった一個の受精卵をわずかの期間で育て上げ、その際、さまざまな働きをする驚異的な器官です。

プラセンタは、その胎盤から抽出したエキスをサプリメントとして服用する方法で、
副作用が少なく、卵巣の活力を上げ、女性ホルモンを作る機能を復活させる
効果があるので、飲むのを止めても効果が持続するのが特徴です。

3、大豆イソフラボン

大豆イソフラボン
イソフラボンは、大豆胚芽に含まれる成分で、
女性ホルモン=エストロゲンに似た構造を持つことから、
更年期障害の症状の改善に大変効果があると期待されるサプリメントです。
大豆、豆腐、納豆、きな粉などの大豆製品に多く含まれるので、
食材として摂取することもおすすめです。

4、今後に着目しておきたいミロエステロール

ミロエステロールは、タイやミャンマーに原生するマメ科の植物プエラリアと言うマメ科の植物の成分で、
女性ホルモン=エストロゲンと似た効果のある大豆イソフラボンの
1000倍以上の作用があると言われています。

しかし現状では、その強力な作用から副作用も多く報告されているので、
製品のチョイスや摂取量には細心の注意が必要とされています。

5、グルコサミン

グルコサミンは、エビやカニの殻に含まれるキチン成分を主原料としたサプリメントで、
体内でタンパク質と結合し、皮膚や骨、軟骨などを作る効果が期待され、また、その炎症を抑える働きがあると言われています。

■更年期に気をつけたい骨粗しょう症と関節痛■

骨粗しょう症と関節痛
更年期には、女性ホルモン=エストロゲンの量が減ることから、多くの女性が、関節痛や骨粗しょう症などの症状に悩まされています。

また、腰痛や関節痛は、部位や症状やその重さによって、暖めていい場合と、冷やさなければならない場合があるので注意が必要です。

また、別の重大な病気の前兆と言うケースもあるので、
特に首、肩が異常にこる、めまいや頭痛、吐き気が伴う、激痛がある、
ときどきまったく動かなくなるなどの場合は、早めに医師の診断を受けましょう。

●この痛み、どうにか楽にできないの?

更年期が原因の場合の症状に関しては、
手首、ひじ、ひざ、腰痛など、関節などに痛みがある方は、更年期の症状のひとつである「冷え」もその大きな要因となっていると考えられます。

まず、体が冷えすぎないよう心がけることからはじめましょう。

冬場は衣服や暖房に工夫をするのは当然のことですが、
夏場も、エアコンの温度は高めに設定し、部屋全体を少しだけ冷やすように工夫したり、
ひざ掛けや薄手の上着などで、なるべく冷やさないようにするのが、痛みを抑えるコツです。

また、痛いからと動かさないでいると、骨量も一気に減ってしまうこの時期、
そのまま動かなくなってしまうこともありえるので、動く範囲だけでも、
ストレスにならない程度に動かすようがんばってみましょう。

軽いウォーキングやジョギング、特にラジオ体操は、全身のストレッチが合理的に組み込まれていますので、血行を促すのに大変効果的なので、
ぜひ取り入れて頂きたい事柄です。

また、運動が苦手だったりふくよかな方は、腰やひざに負担のかかりにくい
水中ウォーキングなどがおすすめです。

●関節や骨にいい食材

ビタミンB群は関節にいい
穀類や豚肉、レバー、大豆、小豆などの豆、豆製品に含まれるビタミンB群は
更年期の症状に効果があると言われています。

また、皮膚や関節のクッション剤となるコラーゲンは、鶏手羽やフカひれなどに含まれますが、ほうれん草などの緑黄色野菜や果物に含まれるビタミンCと一緒に取ることで、さらに効果を発揮します。

同じく穀類やかぼちゃなどに含まれるビタミンEは、
血管や脂肪の酸化を防ぎ、血流を促します。

また、失われたカルシウムを補給するためにも、牛乳やチーズ、ヨーグルトなどの乳製品をできるだけ多く取るようにしましょう。
また、カルシウムには、ストレスを緩和し心を穏やかにする効果もあるので、
この時期のイライラなどにも助けとなってくれると思います。

干ししいたけやサンマ、イワシなどに含まれるビタミンDは、
カルシウムの吸収をよくする働きがあるので、合わせて取ると効果的です。

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Saori

Saori

編集長 saori
美容・健康分野で数多くのメディアを企画、運営。元化粧品会社勤務、その後健康食品会社マネージャー、その後独立。エイジングケア研究のため3年間ヨーロッパに留学。

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