専門ライターによる「年齢に負けない」アンチエイジング研究サイト

  1. TOP
  2. 足・ふくらはぎのむくみを感じ始めたら《原因と解消対策》

足・ふくらはぎのむくみを感じ始めたら《原因と解消対策》

 2015/06/24 ヘルスケア
  655 Views
足のむくみ

女性なら誰しも足のむくみを解消したいとお思いのはずです。
特にふくらはぎの血管に水分がたまってしまったら、いち早く症状を改善しようと躍起になります。
そこで今回は、むくみの原因と具体的なマッサージで予防する方法をご紹介します。

■むくみの原因■

リンパが流れづらくなると、むくみの原因になってしまいます。
足のリンパ節は、絶えずゆっくりとした速度で動きながら、身体の中で生成された老廃物を身体の外に排泄する活動をしています。
しかしリンパの循環には、心臓が血液を循環するためのポンブの役割を果たすのと同様の働きをする部分がありません。

リンパの移動は筋肉や周りの組織が動いた結果、その循環が促されます。
その為、心臓から最も遠い足は循環が滞りやすいため、身体の中でもむくみやすく、リンパの流れも停滞しがちになります。
足のむくみを解消するためには、まず筋肉を動かすこと必要です。

以外に思われるかもしれませんが、足のむくみは見た目にかなり影響します。
リンパの流れが滞り、足のむくみがひどい状態になると、すらっとした足が太く見えてしまいます。
もちろんむくみと肥満は原因が違いますが、見た目にはそんなに相違がありません。

例えば朝、ロングブーツを履いてさっそうと会社に出社しました。
会社では別の靴を履いて過ごして、いざ退社時にブーツを履きなおそうとしたら、
ブーツのジッパーが上まで上がらない!とはいえ、上まで上げざるを得ないので、
かなり無理無理引っ張り上げて、ブーツの上に肉がのっているように見えてしまった。

こんな経験をなさった方も多いと思います。

決して特殊な体験談ではありません。何故半日でこんなに足が変わったのでしょうか?

この原因は、まちがいなく足のむくみです。
むくまないようにサプリを摂ったり、漢方を試したり、
食事を気をつけたりすることはもちろん大切なことなのですが、
リンパマッサージをすると、効果の違いがはっきりと判ります。
個人差はありますが、リンパマッサージでふくらはぎの周径が1cm〜2cmもサイズダウンします。
リンパマッサージの効果
リンパの滞りが、足のむくみの原因ですが、むくみは生理作用でもあります。
毎日体を洗うように、こまめにケアをしてあげましょう。
足のむくみの症状を解消するのは、決して難しいことではありません。
リンパマッサージを継続して行うと見た目の変化があります。

むくみにくい体になると、美容面以外の効果も期待できます。
朝起きて、「なんだか体が重たい」とか、「何かが詰まっているような気がする」
と疲れを感じられたらリンパマッサージをしっかりと行ってみてください。

リンパの流れがよくなると、滞り感がなくなり、身体の老廃物が体外に効率よく排泄されるようになります。
実際むくみと疲れは意外と関係があります。
首こりとむくみは一見して、関係がなさそうに見えますが、そうではありません。

そのままむくみを放置し、ひどくなると、首こりになったりします。
逆に足のむくみが解消されると、足がすっきりしたように感じられるのはもちろんですが、からだ全体の感覚も軽くなります。
冷え性や首こりや、肩こりの症状が良くなり、体調がよくなったと感じたりもするでしょう。
そうすると、生活にはハリが出来、やる気が起きたりもします。
そしてうれしいのは、腰のくびれができたり、小顔になったり等のからだの他の気になる場所にもよい影響がでます。

■ふくらはぎと“むくみ”の関係■

ふくらはぎとむくみ
心臓は、ポンプのように血液を全身送り出します。
心臓から送り出された血液は細胞に酸素や栄養分を届け終えると、
今度は二酸化炭素や老廃物、余分な水分などを回収しながら静脈やリンパ管を通って心臓に戻ってきます。

足には心臓に該当する部位がありません。
そのため、足に流れた血液は重力に逆らうことになります。
そこで、ふくらはぎの筋肉がポンプの役割を果たして血液の循環を手助けします。

実際、人間の下半身には70%もの血液が集まっており、
この血液を心臓に戻すような働きをするふくらはぎは「第二の心臓」ともいわれています。
それだけの血液を戻す働きをするためには、かなりの筋肉の伸び縮みが必要になります。
ふくらはぎがむくむ原因はいくつかありますが、大きく分けると、
一過性のものと、慢性的なものとがあり、後者は特に血管の病気など危険の兆候の可能があります。

ふくらはぎがむくむ原因「一過性のもの」

(1)長時間にわたって同じ姿勢でいるのが原因の場合

事務仕事をしている方に多くみられますが、ずっと同じ姿勢の状態でいると、
ふくらはぎの筋肉の働きが少なくなります。
本来は筋肉の収縮によって作用するポンプ機能が筋肉の働きが少ないと、
うまく働かずに血液やリンパの流れが滞ってしまいます。

(2)筋力の低下が原因の場合

(1)と似ていますが、運動不足によってふくらはぎの筋力が衰えると、
本来は筋肉の収縮によって作用するポンプ機能が低下するため、
余分な水分を心臓へ送り戻すことができません。

(3)冷え性が原因の場合

寝るとき靴下をはかないと眠れないという経験はありませんか?
手先や足先だけが冷たく感じるのを冷え症といいます。
血行不良のため足先の毛細血管まで血液がうまく循環できない状態です。

(4)塩分過多が原因の場合

塩分の多いものを食べた日の翌日に、むくみがひどいと感じられたことはありませんか?
これは、塩分には水分を抱え込む性質があり、体内に過剰な塩分を取り込むと余分な水分をうまく排出できなくなります。

ふくらはぎがむくむ原因「慢性的のもの」
ふくらはぎがむくむ原因
普段と変わらない生活で突然むくみが生じたり、1週間以上むくみが消えないような場合は血管や内臓の病気が原因の可能性があります。
できるだけ早めに内科などの専門医に相談しましょう。

(1)下肢静脈瘤が原因の場合

通常は静脈にある血液の逆流を防ぐために静脈弁があります。この静脈弁が壊れて、逆流した血液が足に溜まってしまいます。

(2)心臓障害が原因の場合

心臓に障害がある場合、心臓がポンプの役割を正常に果たせないため、血行が悪くなっていまいます。

(3)肝臓や腎臓の障害が原因の場合

血管に水分を取り込んだり、排出する浸透圧を調整するアルブミンという成分があります。
これはタンパク質を素にしており、肝臓で合成され、腎臓でろ過されています。
肝臓や腎臓に何らかの障害が発生しているとアルブミンの量が減少し、水分がうまく血管に戻れなくなり、体に溜まってしまいます。

■ふくらはぎの“むくみ”を解消する2つの方法■

筋肉を鍛えてポンプ機能を正常に働かせてあげることが重要です。血流を促進することで、むくみの解消に役立ちます。

(1)マッサージ
ふくらはぎに溜まった余分な水分をスムーズに流すために、ふくらはぎのマッサージがおススメです。マッサージは入浴後の血流が良くなっているタイミングに行うとより効果的です。
詳細は『ふくらはぎを細くするマッサージ方法』をご覧ください。

(2)ストレッチ
ふくらはぎにある腓腹筋(ひふくきん)とヒラメ筋という2つの筋肉をほぐすことで血行を促進されます。
詳細は『ふくらはぎを細くするマッサージ方法』をご覧ください。

ふくらはぎは冷えやすく、心臓からも遠い部分なので、とにかくムクミやすい傾向があります。
第二の心臓と言われるヒザ裏のリンパをしっかり刺激し、心臓の方へ老廃物を流して戻してあげることが重要です。
これはふくはらぎだけでなく、全身のムクミ解消にも効果的なのだそうです。

■2タイプ別!ふくらはぎを細くするマッサージ方法■

マッサージの方法
太いふくらはぎには大きく分けて2つのタイプあります。
1つは、太ったため、プヨプヨとお肉がついてしまった場合、
2つめは運動しすぎて筋肉隆々のお肉がついてしまった場合。
それぞれのタイプによって、脚やせの対処法も少し変わってきます。

プヨプヨお肉タイプ

プヨプヨお肉のふくらはぎに向きのストレッチは、まず、足をクロスに交差させて立ち、手を床につけるように前屈します。
痛いけど気持ちいいかな、と思うところでストップして下さい。
そのまま10秒その姿勢で我慢します。
ヒザの裏をしっかり伸ばすことが重要です。

筋肉太りなタイプ

筋肉質のふくらはぎ向きのストレッチはまず、しゃがんで前に手をつきます。
足はそのままの状態で、手を前に少しずつずらしていきながら、四つん這いのポーズをとりましょう。
この時、かかとは床につけたままにしてください。
ヒザ裏とふくらはぎが伸びることが重要です。

マッサージと一緒に試すとより効果的となりおススメです。
ふくらはぎのむくみの解消には、常日頃からスムーズな血流を促すことが重要です。
あなたのむくみの原因を探って、スッキリとしたふくらはぎを目指しましょう。

■むくみ解消マッサージ■

むくみ解消マッサージ
一日の終わりに、足がむくんでブーツが入らない。
だるく重い感じがして、足を下ろしていられないなんて経験をした方も多いと多いと思います。
そんな日は、自宅で丁寧にマッサージをしてください。
そのむくみを翌日まで引きずらないことが大切なのです。

体が温まり筋肉がほぐれている入浴後の時間に、足のむくみを解消するマッサージを行うと効果的です。
脚や足裏にはたくさんのツボがあり、マッサージや指圧で軽く刺激することで血行を良くすることができます。

毎日5分で足(脚)のむくみを解消するマッサージをご紹介します。

(1)太ももの付け根にあるリンパ節を刺激します。

 太もものつけ根(そけい部)にあるリンパ節からマッサージをしていきましょう。
太ももは、リンパの流れが滞りやすいため、むくみやすい部分です。
そのため、余分な脂肪がつきやすいという特徴があります。
その部分を刺激することでリンパが流れやすくなり、余分な水分や老廃物の除去を促進します。まず、あぐらをかく感じで両膝を深く曲げて座り、両手のひらを重ねるようにももの付け根(そけい部)に当てます。
そして身体の重みでゆっくりと圧力をかけます。
左右それぞれ5回ずつ行ないましょう。

(2)膝から足の付け根にかけてマッサージします。

太ももは太さがあるので、1回でできません。
裏側、内側、外側と3つの部位分けてマッサージを行います。
まず軽く膝を曲げた状態で、足を前に伸ばして床に座ります。
そして両手で包み込むように膝から徐々に太ももに向かって、やさしくなで上げます。
左右それぞれ5回ずつ行ないます。

(3)膝の裏側にあるリンパ節もしっかり刺激しましょう。

リンパ節がある部分は、特に気を付けましょう。
太もも同様にその部分を刺激することでリンパが流れやすくなり、余分な水分や老廃物の除去を促進してくれます。まず膝の裏にある凹みに親指以外の4本の指をあて、上に向かって10回さすります。
もう一方の足も同じようにマッサージします。
そして、膝の上も同じく、手のひらを使ってさすり上げます。
もう一方の足も同様に行ってください。

(4)ふくらはぎは、包み込むようにマッサージします。

足首から膝の裏に向けて、手のひら全体でやさしく包み込むようにさすっていきます。
こちらも左右5回ずつ行います。

(5)つま先から足首にかけてマッサージします。

まず足首を軽く回して下さい。そして足の甲と裏の両面を、つま先から足首に向けて左右5回ずつさすります。
足の裏を親指で軽く刺激するのもおススメです。

(6)つま先まで終わったら、今度は戻りながらマッサージして下さい。

(5)から(1)へ順番を逆にして行ってください。
つまり、今度はつま先から始めて、太ももの付け根にあるリンパ節まで戻りながらマッサージしましょう。

 

■マッサージのコツ■

マッサージのコツ
一日のうちで最も血行がよくなる入浴後にリンパの流れを促すマッサージをするのがオススメです。
身体の末端から中心に向かって、肌をなでるようにさするのが基本です。

肌に摩擦などの刺激を与えないよう、マッサージ用のクリームやオイルを使用しましょう。
すべりを良くなってマッサージしやすくなります。
マッサージする時は、血流だけでなく、血管と寄り添うように全身を流れるリンパの流れも改善するつもりでなでるのがポイントです。
ただし、太ももの場合は、気持ちがよければ少し強めの圧をかけても大丈夫です。

むくみを放置するとますます悪化しますから、むくみはその日のうちに解消するようのが大切です。
以下に該当する方は、このマッサージを行うことで、身体に悪影響を及ぼすことがあります。
主治医がいる場合は指示に必ず従って控えるようにしてください。

 ・飲酒をした場合
・妊娠中の方
・心臓病、糖尿病、高血圧の方

専門ライター紹介 専門ライター一覧

Saori

Saori

編集長 saori
美容・健康分野で数多くのメディアを企画、運営。元化粧品会社勤務、その後健康食品会社マネージャー、その後独立。エイジングケア研究のため3年間ヨーロッパに留学。

合わせて読みたい記事ピックアップ

  • まぶたが下がるのは老化のせいじゃない?眼瞼下垂とは?

  • 更年期になると膀胱炎になるのはなぜ?主な原因は筋力の低下!?

  • あなたは知ってる?更年期障害と自律神経失調症って違う?同じ?

  • お腹のぜい肉は危険信号。脂肪細胞のいたずらで肥満が加速する!?

  • 手・指のむくみの原因と改善解消方法を全て公開

  • 妊娠中こむら返りやふくらはぎがつった時の対処方法