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更年期障害が原因でめまいが起きる場合の症状と改善

 2015/06/24 更年期
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更年期障害とめまい

更年期障害の症状に、めまいがあります。
このめまいは耳鳴りや頭痛をともない、吐き気や貧血になることもある危険な病気です。

原因は、女性ホルモンの低下による自律神経のアンバランスと言われており
早急に改善対策をほどこす必要があります。
放っておくと病院に運ばれる事態になりかねませんので、今回は早めの対処法をご紹介します。

■更年期障害としてのめまいとは■

更年期に現れる症状の代表格、めまい。
さまざまな症状の中で、このめまいを感じているのは40代女性の3人に1人と言われています。(2010年厚生省調査)

●めまいの種類

めまいとひとくくりに言ってもその症状はさまざまです。

*浮動性のめまい=歩行時、ふわふわと地に足が着いていない感じがする
*回転性のめまい=周囲や自分がぐるぐると回っているような感じがする
*立ちくらみのようなめまい=立ち上がった時や急に向きを変えたとき、
血の気が引き目の前が暗転する、いわゆる立ちくらみのようなめまい
*耳鳴りを伴っためまい=めまいの起こる前後にキーンと言う耳鳴りが伴うめまい

めまいに悩む更年期女性は大変多いですが、あなたの症状はどれに当てはまるでしょうか?
更年期のめまい
原因が更年期からくるものであれば、時が経てば自然と無くなって行くので、
心配には及ばないそうです。

しかし脳梗塞、脳出血、聴神経腫瘍、椎骨脳底動脈循環不全症などの脳の疾患である場合、
また、耳石の異状、メニエール病などの耳鼻咽喉科系の疾患である場合、
血圧の急激な変化や不安やストレスからくる場合なども、
同じくめまいから始まります。

激しいめまい、長時間続くめまい、また吐き気や嘔吐などが伴う場合などは、
上記の疾患も十分考えられますので更年期だからと決め付けず、
早めに病院にかかることをおすすめします

■めまいの種類■

めまいの種類
【回転性めまい】

*周囲の景色や、室内なら天井や壁がぐるぐる回転しているような感じ
*吐き気をもよおす場合がある
*3~60秒と短時間

この症状の原因は主に耳が原因で起こると考えられます。

平衡感覚を司る三半規管の中の””耳石””という炭酸カルシウム粒が、
年齢とともにもろくなり剥がれ落ちることによって、この症状が起きます。

特にこの時期、女性ホルモンが激減しカルシウム不足になることで
起きやすくなると言われています。

これを予防するためには、まず耳石を丈夫にするカルシウムを多く取ること
カルシウムは牛乳をはじめ、チーズやヨーグルトなどの乳製品に多く含まれています。
シシャモ、イワシ、シラスなどの小魚、大根、小松菜などの野菜にも多いことが知られています。
また、シイタケ、舞茸、サンマ、サバなどビタミンDの多い食材を合わせて取ると、
カルシウムの吸収率が上がり効果がアップします。
しいたけはビタミンD
首や頭を回すストレッチは、耳石のはがれを防止する効果があります。
これは同時に肩や首のコリをほぐして、めまいそのものの症状を緩和するだけではなく、
血行が良くなる効果もあるので、体全体のストレッチなども合わせれば一挙両得ですね。

【浮動性めまい】

*体が浮いているようなフワフワした感じ
*船の上にいるような揺れている感じ
*繰り返し、長時間続くことが多い

これに肩や首のコリやこわばりを伴う場合は、脳腫瘍、脳梗塞、脳血栓などの脳の障害、
高血圧など血圧の異常、自律神経の異常、他にも視力障害やウツなども考えられるので、
一概に更年期だからと我慢せず、まずは病院にかかることをおすすめします。

これを予防するためには、まずストレスを減らすことが大切です。
早寝早起きの規則正しい生活リズムを整え、十分に睡眠を取ること、
軽い運動を始めてみるのも効果があるでしょう。
また、仕事量をなるべく減らし、一人で抱え込まず周囲に頼ること、
いろいろと気ぜわしく思い悩む時期かとは思いますが、なるようになるさと
肩の力を抜いた考え方に少しずつ切り替えストレスを減らしましょう。
肩の力を浮く
【立ちくらみ・眼前暗黒感】

 *立った瞬間にふらっとする
*目の前が真っ白になる、真っ黒になる(眼前暗黒感)

立ちくらみは、一般的に体の平衡を取るメカニズムが狂うことで起こります。
つまり、何が原因で[平衡を取るメカニズムが狂う]のかが問題なのです。

また、同じ立ちくらみでも、内耳の異常から起こるメニエール病、
脳梗塞や脳出血、脳卒中などの脳の中の異常、
血圧の異常から起こる起立性低血圧症などが疑われますので、
頻繁に起こったり、耳鳴りを伴う場合などは早めの受診をおすすめします。

更年期症状としての立ちくらみは、ほてりやのぼせ、異常な発汗などと同じ
初期の頃に起こりやすいといわれていますが、はっきりとした要因は解明されていません。
ただ、ほてりやのぼせなどの症状が落ち着くにつれ、立ちくらみも徐々に無くなって行くケースが多いようです。

これもやはりストレスを減らすことが一番で、十分な睡眠と休息をとり、
軽いストレッチや運動で症状が緩和されると言われています。

たかが更年期、されど更年期。
誰もが通過する人生の一時期とはいえ、症状の重い方は毎日が憂鬱かと思います。
もしかしたら悪い病気かもと思ったら、それがかえってストレスにならないうちに受診すること。
お医者様に気にしすぎ、お年のせいですと言われても、重病じゃなくてラッキー!と受け流し気に病まないことが、うまく切り抜けるコツかもしれません。

■更年期めまいが起こったら■

更年期めまい
更年期を迎え、めまいに悩んでいるという方も多いと思います。
今回は、このめまいの対処や予防についてお話します。

めまいにはさまざまな症状があります。

*急に立ち上がるとクラッとする
*景色や天井がぐるぐる回転している感じ
*長時間立っていると目の前が真っ暗になる
*体がフワフワして浮いた感じ
*波に揺れるように体がゆらゆらと揺れている感じ

どれも移動中や仕事中に起こると自分自身のみならず、
周囲にも迷惑を掛けてしまうのではと不安になりますよね。

●めまいが起こったら

しかしながら、めまいにはなにより安静が第一です。

転倒などで怪我をするおそれがあるので、無理に動かないで、症状が落ち着くのを待ちましょう。
その場でしゃがんでじっとしている、壁や柱にもたれて目を閉じる、
室内なら、ソファやベッドでしばらく横になるのが最良です。

刺激がめまいを誘発するので、屋外ならばなるべく陽の当たらない場所で、
屋内ならば、カーテンなどで少し暗くした状態にするのがなお良いです。

運転中なら、車を安全な路肩に停めて窓を開け、シートを倒して症状が治まるのを待ちましょう。

●めまいの改善に効果的なこと

めまいの原因は、更年期に限らず、さまざまなものが考えられるので、
長時間続いたり一日中頻繁に起こるめまいや、合わせてひどい耳鳴りがあったり、
吐き気や嘔吐に至るようなひどいめまいの場合は、まず病院にかかり、
医師の診察を受けましょう。

更年期のめまいの原因は、複合的なものでまだ完全に解明されていません。
けれど、ほてりやのぼせ、異状な発汗などの症状が出る初期の頃に起こり、
それらの症状とともに自然に治まるのが特徴です。

1、血圧を安定させる

めまいは血圧が激しく変動するタイミングで起こりやすくなります。
血圧を安定させるには、規則正しい食生活と塩分は控えめに、
腹八分目に食べることが大切です。

2、血流をスムーズに促す

年とともに血管が老朽化することと合わせて、女性ホルモンの低下で代謝が落ち、
血流が悪くなるのもこの時期のめまいを引き起こす要因のひとつと考えられています。

豚肉や貝類に多く含まれるビタミンB12は、血流を促し、神経系の補修に役立ちます。
貝のビタミンB
また、さばやイワシなどの青魚に多く含まれるEPAやDHAは、血流を良くする働きがあり、
かぼちゃやナッツ類に多く含まれるビタミンEは血流を改善し、自律神経を整える役割があるので、
進んでメニューに取り入れましょう。

●そのめまい、本当に更年期?

めまいは、体の平衡を取るメカニズムが狂うことで起こります。

更年期を迎え、めまいの症状が出始めた方の中には、
「しょっちゅうだから気にしない」とか「ほっとけば治るから」などと放置してしまう場合もあると思いますが、
原因が更年期じゃなかった場合は、取り返しの付かないことになる可能性もあるのです。

ちょうどこの時期に多く、同じめまいから始まる重大な病気をいくつかご紹介しましょう。

1、メニエール病・突発性難聴

難聴や耳鳴りを伴うめまいから始まる耳鼻咽喉科の病気です。
メニエール病は、平衡感覚を司る三半規管や耳石がある内耳という部位に
リンパ液が溜まり、めまいや耳鳴りを引き起こす病気です。
突発性難聴は、ある日突然、時には耳鳴りとともに耳が聞こえなくなる病気ですが、
約半数が回転性のめまいを伴うというデータがあるので注意しましょう。

2、前庭神経炎

吐き気や嘔吐を伴った激しい回転性のめまいが数日から1週間ほど続く病気です。
これも同じく耳鼻科の病気で、内耳にある前庭神経という部位が、
菌などに冒され炎症を起こし発症すると言われています。

3、脳卒中(脳梗塞・脳出血)

脳の血管に異常が生じる病気ですが、その場所が平衡感覚を司る経路や
部位に近ければ、めまいが起こり、短くて20、30分、長い場合は2、3時間にも及ぶ長いめまいが特徴です。
この場合のめまい症状は部位によってさまざまなので要注意です。

どれも、見過ごしたり治療が遅れると危険な病気なので、
おかしいな、だたのめまいじゃないかなと思ったら、
できる限り早急に医師の診察を受けることをおすすめします。

●更年期が原因のめまい
女性ホルモン低下
更年期に起こるめまいの原因は複合的で、まだ完全に解明されてはいませんが、
女性ホルモンの急激な減少から起こる自律神経の乱れなどが
原因とされています。

更年期が原因のめまいは、症状が軽ければ特別な治療法はなく、
時期が過ぎれば自然と消滅するといわれています。
時が過ぎるのを待つだけなんて、割り切れない気分ですが、
少しでも症状や回数が減る方法をいくつかご紹介しましょう。

★自律神経を整える

自律神経が不調になると、めまいの他にも、更年期特有ののぼせやほてり、
訳もなくイライラする、頭痛や冷え、動悸や息切れなど、さまざまな症状を引き起こすので、安定に少しでも近づければその分、症状が改善されるのです。

今回着目したいのは、「サポニン」という成分です。
サポニンは、植物の葉や根、茎などに含まれる苦味やエグみの成分で、
大豆に含まれる「大豆サポニン」や、高麗人参や桔梗、アマチャヅルに含まれる
「高麗人参サポニン」などがあります。

サポニンは、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌を促す作用や、
老化を防ぐ効果、体内コレステロールの除去し血液をサラサラにしたり、
ストレスを軽減させる効果などから、
年期に起こるさまざまな症状にも効果が期待されると言われています。

特に大豆サポニンにおいては、安心して食べられる成分なので、
これを多く含む高野豆腐や大豆、生揚げなどの豆・豆製品
進んでメニューに取り入れることで、
めまいをはじめとする更年期の諸症状の緩和が期待されます。

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Saori

Saori

編集長 saori
美容・健康分野で数多くのメディアを企画、運営。元化粧品会社勤務、その後健康食品会社マネージャー、その後独立。エイジングケア研究のため3年間ヨーロッパに留学。

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