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若年性更年期障害かな?と思ったら【男性編】

 2015/07/31 その他
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若年性更年期障害

若年性更年期障害は男性にも起こりうる症状です。
ストレスやホルモンの低下、不規則な生活バランスが原因です。
ここでは、理解を深めるとともに解決方法をご紹介します。

■男性の若年性更年期障害って?■

身体の衰えを感じるのはまだまだ先と思っている20代~30代の男性の間で、理由が分からない身体の不調に悩むケースが増えていると言います。

その症状は始め「何となくダルイ」「集中力がなくなった」「肩が凝る」などのよくある症状である事が多く、そのうち良くなるだろうと我慢したり、放置してしまったりする事が多いようです。
実はそれが、女性特有と考えられてきた更年期障害によるものかもしれないのです。
20代や30代で発症してしまった場合を「若年性更年期障害」と言います。

最大の原因はストレスです。
過剰なストレスに対抗しようとしてホルモンの分泌量が変化することでホルモンバランスが崩れ、様々な症状となって現れます。
長く続く競争社会の中にあってストレスを感じない事は不可能に近く、常に緊張感や恐怖感を感じながらの仕事が若い世代にまで更年期障害を引き起こしているのです。

性格も大きく関わってきます。
仕事に妥協を許さない真面目な人や自分にも他人にも厳しい人などは、適度に遊びがある人に比べてかなりのストレスを溜め込んでしまいます。
また、上手にストレスを発散出来るかどうかも大きな問題です。

絶え間なく降りかかってくるストレスに、鈍感になってしまったり、疲労状態が当たり前になってしまっていると症状を悪化させてしまいかねません。

■若年性更年期障害の症状例■

若年性更年期障害の症状
男性の若年性更年期障害のには様々な症状がありますが、中でも深刻なのが、ED(勃起障害・勃起不全)・性欲減退・オルガズム障害などの「性機能障害」です。

なかでも、更年期障害に悩む多くの人にED(勃起障害・勃起不全)の症状がみられることから、身体の異変を自覚するシグナルとして軽視しないことです。

特に、若年性更年期障害の場合はED(勃起障害・勃起不全)が男性としての自信を失わせてしまったりトラウマとなることで、精神的な落ち込みに繋がることも少なくありません。

また、それによってパートナーとの関係に悩むケースも多く、更年期障害の症状である不安やイライラ感などの精神面にも影響を及ぼし、全体の症状を悪化させてしまう原因となります。

逆に言えば、ED(勃起障害・勃起不全)の治療を受ける事で、精神的な症状や肉体的な症状など、他の症状も改善できる可能性があるということです。

女性の更年期障害のように、生理や閉経といった具体的なサインがない男性の更年期障害は見逃してしまいがちです。
それが、若い世代であれば尚のこと「更年期かも」と疑うことは難しいかもしれません。

まずは、20代・30代でも様々な要因によって男性ホルモンの分泌が減少することで、心身の不調が起きることもあると知ることが大切です。

身体の異変を感じた、気になっている症状があれば、早めに心療内科や泌尿器科を受診してみましょう。

同時に日常の生活にも目を向けて、睡眠や食事の質の改善を計ることや過度なストレスから自身を守ることも、症状の軽減に繋がります。

■若年性更年期障害になる原因■

男性の原因
なぜ若年性更年期障害が増えているのでしょう。

一般的な更年期障害は、加齢により男性ホルモン(テストステロン)や女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が低下することが原因となり起こります。

女性の場合は、40代後半からの閉経の時期に、卵巣の機能が低下することで起こるホルモンバランスの乱れによって様々な症状が現れます。

一方、男性ホルモンの分泌は通常20代から30代でピークを迎え、40代で減少していきます。その原因には加齢だけではなく、ストレスが大きく関係しています。そのことから、その人の性格や環境なども発症の要因と言われているのです。

若年性更年期障害の原因もやはり、ホルモンバランスの乱れですが、特徴的なのは、その要因が「無理なダイエット」や「不規則な生活」「乱れた食生活」などであることです。
仕事に遊びに忙しい世代は陥りやすい生活パターンですね。

健康を考えずにダイエットに励んでいるうちに、気がつけば生理が止まっていたという話しは良く耳にします。無理なダイエットで急激に体重が減ると自律神経が乱れ、ホルモンの分泌に悪影響が出てしまうのです。

気がつけばコンビニ食がばかり、好き嫌いが多くパンや麺類などの淡水化物中心の食事など偏った食事が、若い世代の更年期障害が増えている原因のひとつと言われています。
ビタミン・ミネラル・カルシウム・鉄分などが不足すると、自律神経の乱れとなって現れます

食事の他にも、「睡眠不足」「長時間の仕事」「情報過多」などの生活が、身体にも精神的に大きな「ストレス」となって蓄積されます。ストレスがホルモンバランスを乱す原因となり、更年期障害の発症を早めたり、症状を悪化させます。

■医療機関に相談しよう

医療機関に相談する
更年期障害の症状のような症状がああっても、20代や30代の人が「更年期かも」とは考えないのが普通です。
「疲れているから」「睡眠不足だから」と不調の理由を決めつけてしまうことも多いでしょう。
若年性更年期障害が見過ごされてしまうのは、そんな思い込みがあるからです。

若年性更年期障害も通常の更年期障害と同様に、適切な治療を受けることで、症状は緩和します。
理由の分からない不調に悩んでいても回復しないばかり、症状を悪化させることになってしまいます。
まずは、早めに診察を受けましょう。

男性の場合も、身体の不調は「内科」に相談してみましょう。
もし、勃起不全(ED)や性欲減退などの症状あれば、「泌尿器科」の受診が必要です。

また、男女ともに精神的な落ち込みや不安感などがある場合には「心療内科」を受診するのがよいでしょう。

治療法は、更年期障害と同じです。
不足したホルモンを補う「ホルモン充填療法」や薬や漢方を使った治療が主にされています。
その他にも、カウンセラーによる精神面のケアや、食事療法など行われています。

■若年性更年期障害のためのセルフケア■

セルフケア
加齢や閉経に伴う、ホルモン減少が原因の更年期障害とは違い、ストレスや生活習慣が原因であることが若年性更年期障害の特徴でもあります。
その為、日頃からストレスから自分を守ることで、症状を防ぐ事が出来るのです。

まずは、自分が何にストレスを感じているのかを知ることから始めましょう。
漠然と感じているストレスを気にするよりも、効果的にストレスを解消することができます。
紙に向かって書き出してみるのも良い方法です。
書くことによって、普段は見過ごしているストレスの素が見つかるかもしれません。
それは「職場の人間関係」かもしれませんし、「強すぎる正義感」かもしれません。

思い当たる原因が分かれば今度は、そのストレスの素がどうすれば無くなるのかを考えればいいわけです。
ストレスに対処できるだけでなく、自分をよく知ることもできるよい方法です。

生活習慣の見直しも大切です。
毎日の残業や夜更かし、長時間浴びるパソコンの電磁波が自律神経の乱れを引き起こしているのです。
まだまだ無理のきく年齢だと思っていても、身体は悲鳴をあげているのです。

自律神経を整えるのに効果的なのが、朝日を浴びることです。
朝日浴びることで、人間は体内時計を調節しているのです。
日の当らない部屋に長期間いると、体内時計はどんどんずれて行きますから、体調が悪くなってしまいます。
朝日を浴びる
また、朝日には「幸せホルモン」の分泌を促す働きもありますから、朝起きたらカーテンを開ける、通勤の時に空を見上げるなど、太陽の光を見ることを意識してみましょう。

適度な運動も、自律神経を整える効果があります。運動中は交感神経が働いていますが、同時に自律神経の働き自体が活性化します。
また、筋肉を鍛えることで、内臓のはたらきも活性化するため、リラックス神経である副交感神経のはたらきも良くなるのです。

その他に、食生活の改善があります。ストレスに対抗するには、カルシウムなどのミネラルやビタミンが重要です。
これらを多く含む野菜や果物を積極的に摂りましょう。
できるだけ多くの栄養素を摂るためには、バランスよく食べることが大切です。

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Saori

Saori

編集長 saori
美容・健康分野で数多くのメディアを企画、運営。元化粧品会社勤務、その後健康食品会社マネージャー、その後独立。エイジングケア研究のため3年間ヨーロッパに留学。

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