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口のかわき・ドライマウスは更年期障害が影響している?

更年期と口

更年期の女性を悩ますのがドライマウスという病気です。
ドライマウスは、唾液の分泌が極端に減少したり、乾燥して口臭がきつくなってしまう症状です。

ここでは更年期障害によるドライマウスの原因を知り、改善する対処法をご紹介します。

■口が乾きやすい、ネバネバする・・・更年期障害かも■

更年期を迎えた頃から、口が渇きやすい、ネバネバすると感じたことはありませんか?

年を重ねることで、体にはさまざまな変化が起こりますが、
その中に、唾液の分泌量が減ることが含まれるのです。

 

症状としては、初めに述べたように、口の中が乾燥しやすい、ネバネバする、
また、舌が痛い、食べ物が食べにくい、口臭がきつくなった、
味がわかりにくくなったなど、症状はさまざまですが、
ほとんどの場合、唾液の分泌量が減ることで起こっていると考えられます。

この症状は「ドライマウス」または「口腔乾燥症」と呼ばれ、
現在日本では、約3000万人もの方がこういった症状に悩み、
最近は若い方にも見られますが、その大半が中高年の女性だと言われています。

■唾液の役割■

唾液の役割
唾液には、固い歯と粘膜が同居する口の中を潤し、食べたり、話したりを
円滑にするために必要不可欠で、
アミラーゼという酵素が含まれていることで消化を助け、
外から進入する害毒や細菌をブロックする役割もあります。

また、その洗浄作用によって虫歯や口臭を防いだり、
唾液によって味を知り、食べる喜びを得ることができる、
私たちの生活に無くてはならない大事な存在なのです。

■唾液が減ったことで起こる障害■

唾液は、舌下腺、顎下腺、耳下腺などにある唾液腺から、
健常な大人であれば、標準で1日約1.5リットルもの量が分泌されています。

唾液という抗菌作用や自浄作用を失うことで、虫歯や歯周病にかかりやすくなり、
抗菌作用から、口腔カンジダ症や肺の中に菌が進入して起こる
誤嚥性肺炎などのリスクも増えます。

■唾液の減る原因■

唾液の減る理由
年を重ねたことで分泌量が減るのはもちろんのこと、
他にもさまざまな原因が考えられます。

中には、いくつかの原因が合わさって起こっている場合もあるので、
何が当てはまっているのかをよく検証し、できる部分は改善していくよう努めましょう。

■口の中が乾く原因■

更年期を迎えた大半の女性が悩まされる「ドライマウス」。
その原因は、年を重ねたことによる、唾液の分泌量の減少だと言われていますが、
他にもさまざまな原因があり、そのいくつかが複合しているケースも報告されています。

■脱水状態で口が乾く場合■

*薬や治療の影響

・利尿剤などの服用により、尿量が増えた場合。
・慢性腎不全の治療で、人工透析を受け、体内の水分量が減るなどした場合。
・糖尿病により、尿量が増えた場合。
・口呼吸のくせがあったり、いびきをかく場合。

病気の治療過程で、投薬や治療により起こる場合は、医師から、
「この薬(もしくは治療)によって口が乾くなどの状況があります」と
説明があると思いますが、
何も思い当たらないのに尿量が急に増えたり、
それによって口が乾くなどの症状が出た場合は、
早めに受診するよう心がけましょう。
早めの受信
*唾液の分泌量の減少

・更年期障害
この時期、女性ホルモンが急激に減ることによって、
その影響を受けやすい唾液腺の活動が低下してしまったり、
自律神経のバランスの崩れからも同様の症状が引き起こされるケースもあります。

・シェーグレン症候群
50代女性に多く発症する自己免疫疾患という難病のひとつで、
唾液腺と涙腺などに症状が現れます。
発症データが多く報告されている時期が更年期に当たるので、
口が乾く、会話がしづらいなど口の乾燥のほか、目がごろごろする、
涙が出ないなどドライアイの症状も激しいなど、
心当たりの方は早急に診察を受けることをおすすめします。

・口周りの筋力低下
年を重ねたことや、柔らかいものを好んで食べるなどして
口周りの筋力が落ちた場合、唾液の分泌量が減ると言われています。

・ストレスからくる場合
自律神経でコントロールされている唾液の分泌量は、
ストレスの影響を大変受けやすく、緊張すると口が乾くなど、
よく耳にしますよね。
逆にリラックスモードの時は、唾液が比較的よく分泌されます。

・喫煙による場合
喫煙が原因
タバコに含まれる有害物質、ニコチンやタールなどにより
血行が悪くなることで、分泌量が減ります。

・薬の副作用による場合
抗うつ剤、鎮痛剤、抗ヒスタミン剤、カルシウム拮抗剤などは、
唾液の分泌量を減らす場合があります。
食事がよく飲み込めないなど症状がひどい場合は、医師に相談しましょう。

・唾液腺そのものの病気の場合
唾液腺の老化や炎症、腫瘍などが原因で、
唾液の分泌機能が低下して分泌量が減ります。

・末梢神経、中枢神経の障害
脳出血や脳梗塞によって、口周りの筋肉の麻痺が起こると、
唾液の分泌量が減るケースがあります。

■更年期の乾き対策■

更年期には、女性ホルモン=エストロゲンの減少や自律神経の乱れの影響によって、これまで体の潤いを保ってきた水分やコラーゲンなどが、
徐々に失われていきます。

また、骨や筋肉が衰えることもあいまって、代謝が落ち、
その分新鮮な保湿成分が行き渡らず、目に見える肌や皮膚だけでなく、
口の中や眼、隠れた部分の粘膜へも少なからず影響を及ぼしているのです。

■更年期に水分補給が必要なわけ■

更年期は水分補給
更年期に起こりやすい口の中が乾いた感じになるドライマウスは、
体内の水分が失われることで起こりやすくなります。

特にこの時期、のぼせやほてりなどにより汗をかきやすく、また発汗の
タイミングが乱れていたりと過剰に汗が出やすい状況になっています。

また、ストレスも喉や口の乾きに影響を及ぼします。

特にこの時期、これまで自分ががんばれば何とかなっていた悩みから、
多くの場合、親族や家族のメンタルや金銭がらみの揉め事、
子供の就職や恋愛、結婚、老親の病気や介護、
ベテランとなった職場での人間関係など、
がんばるだけではどうにもならない、簡単に解決しないお悩みへと
変化することからそのストレスも一気に増大することでしょう。

また、更年期はさまざまな生活習慣病の発症時期と重なっているため、
薬や治療の影響で、喉や口の中が乾きやすい、汗をかきやすいなどの
副作用に悩まされている方も多いと思います。
生活習慣病
糖尿病などは、その症状のひとつに喉の乾きがあるので、
最近やたら喉が渇いて仕方が無い、ついがぶがぶ水を飲んでしまうなどの
症状がある場合は、迷わず受診することをおすすめします。

水分は、乾きを潤すだけではなく、体の中の老廃物を体外に押し流したり、
粘膜を保護し、円滑に機能させる役割があるので、
こまめな水分補給が、どうしても必要となってくるのです。

■失われた水分のベストな補給■

喉が乾くと、がぶがぶ水を飲んで、ぷはーっとするのが気持ちがいいし、
ストレスが一気に消滅する気分がしますよね。

けれど、保湿成分に満たされている若い頃ならそれも有効ですが、
この時期から先は、なかなかそうはならないものです。

冷たいお茶をがぶ飲みすればおなかが張って食欲が失せてしまうし、
ジュースなどなら血糖値が心配、その上、体が冷えたままなかなか温まらず、
結局上着を着込んで、また汗をかいたりでいいこと無しです。

そのためにも、温かい飲み物をゆっくりと楽しむ習慣をつけてみましょう。
温かい飲み物は体を温め、交感神経をリラックスさせ代謝を促します。
また、暖かいことでがぶ飲みができないので、おなかにも優しく、
水分補給にももちろん効果があるので、ぜひお試しください。

■ドライマウスのケア■

ドライマウスのケア
ドライマウスは「口腔乾燥症」と呼ばれ、病院では口腔外科が専門ですが、
まずは身近な歯科や耳鼻咽喉科に相談するのも良いでしょう。
糖尿病などその症状が現れやすい持病がある場合は、
かかりつけの医師に相談してください。

また、病気や薬剤の影響で現れることもあるので、医師の診断を受ければ、
口の中用の保湿ジェルや荒れを改善するうがい薬、
スプレータイプのものなどが処方されるようです。

口が乾いていやだわ、食事が美味しくないわと思いながら
我慢して先延ばしにするより、
まずは水分補給に気をつけてリラックス
改善しない場合は、あまり深く考えずに気軽に受診してみるのも
いいかもしれませんね。

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Saori

Saori

編集長 saori
美容・健康分野で数多くのメディアを企画、運営。元化粧品会社勤務、その後健康食品会社マネージャー、その後独立。エイジングケア研究のため3年間ヨーロッパに留学。

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