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更年期障害による生理不順&月経異常の改善ワザ

 2015/06/29 その他
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更年期と生理

更年期障害に入ると、生理が不順になったり閉経が近づくと月経の周期が異常になったり
様々な症状があらわれてきます。
そのような症状をいち早く治療し治したい女性はたくさんいます。
ここでは、原因と対処方法をご紹介します。

■更年期のお悩み、生理不順・不正出血■

更年期に起こる最も重要な事柄のひとつとして、卵巣機能の衰えがあります。

卵巣の中にある「卵胞」は通常、
女性ホルモンのエストロゲンを産出しながら受精を待つわけですが、
毎月1回、内膜とともに剥がれ落ちリセットを繰り返してきました。
それがいわゆる生理=月経です。

しかし、50歳を過ぎた頃には「卵胞」の数は減り、そのため産出されるエストロゲンも減り、最終的に無くなってしまう事が、
いわゆる閉経と呼ばれる状態です。
卵胞が無くなってしまうと同時にリセットされることも無くなってしまうのです。

それは役割を終えた卵巣が機能停止する、いわゆる閉経に向かって、
30代後半から緩やかに起こり始め40代頃から顕著に現れはじめます。

■生理不順と不正出血■

生理不順と更年期
まず、これまで約28日程度の周期で訪れていた月経の周期が乱れ始めます。
それより短い場合は「頻発月経」、
10日以上間が空く場合は「稀発月経」と呼ばれますが、
その量も、多かったり少なかったりと不安定になり、
1年以上月経が無い状態になったことで「閉経」を迎えるのです。

また、この時期の生理は大変不安定で、
生理でもないのにわずかな出血があったり、
終わってからも無駄に長引くケースなども起こりやすくなっています。
これは「機能性出血」と呼ばれ、女性ホルモンの乱れが原因なので、
更年期が落ち着くことで自然に治まることが多いです。

しかし、同じ不正出血でも「器質性出血」と呼ばれる場合は、
子宮や卵巣、子宮内膜症や膣炎、最悪の場合、子宮がんなどの
女性特有の病気である可能性も高いので、できるだけ早く、
婦人科を受診されることをおすすめします。

■更年期と生理■

月経の異常
女性の更年期において、月経の変化は避けて通れない事柄です。

時代の流れや医療の進化などさまざまな生活環境の変化から、
結婚や出産の適齢期と呼ばれるものには多少の時間差が出てくるものです。

しかし生物として考えた場合、
更年期や閉経は起こるべくして起こる自然の摂理と考えてみると
さまざまな体の変化や、それに伴う痛みや苦しみも、
存外受け入れやすくなるのではないでしょうか?

■生理不順?不正出血?■

この時期の月経には、さまざまな変調が現れるのが一般的です。

これまでおよそ28日周期だった生理が、
期間が短くなる頻発月経、期間が39日以上と長くなる稀発月経、
出血量の少なくなる過少月経、逆に増えてしまう過多月経などなど、
その状況や症状はさまざまです。

これまでおよそ28日周期できちんと生理があった方にとっては、
何かの異常?まさかの妊娠?と不安を上げればキリが無いと思いますが、
これまで生理不順気味の方や周期のブレ幅が大きかった方にとっては、
より判断しにくい状況と言えるでしょう。

また、生理中の状態においても、
月経前に少しだけ出血があったり、オリモノが増えたり、
終わっても少しづつ出血が続いたりとそれもまた千差万別です。

大体において、それは閉経に向かって卵巣の数が減り、女性ホルモンが減り、
それに伴って起こる「機能性月経」と呼ばれる自然現象で、
自然と収束に向かうので過度に不安に思うことはありません。

けれど、おなじ不正出血でも子宮や卵巣に異常がある場合の
「器質性月経」と呼ばれる出血のケースもあり、
こちらは子宮がんや子宮筋腫、卵巣の異常なども考えられますので、
やはりちょっと変だわと思われた場合は、早めに婦人科を受診することをおすすめします。

■この時期の生理の心得あれこれ■

生理の対処法
この時期、生理時期が不順となり量が安定しない場合、
日常生活にも支障をきたす場合があります。
そのため、日頃から気をつけておきたい事柄をいくつかご紹介します。

*突然の生理

この時期の生理は、期間が不安定になる上、分量も多過ぎたり少なかったりと安定しません。
突然の生理に備えて、ナプキンなどはいつも持ち歩くようにしましょう。
また、分量も驚くほど多かったりもしますので、夜用、長時間用のナプキンや
タンポン、替えの肌着なども準備しておくと安心ですね。

*避妊について

この時期、生理不順になると同時に、無排卵月経の頻度も上がりますし、
黄体期が短くなるにつれ、受精卵が子宮に着床しにくくなりますので、
妊娠の可能性は低くなりますが、まったく無いとは言えないのです。
妊娠を望まない場合はこれまでどおり、避妊されることをおすすめします。

*基礎体温

この時期の基礎体温は高温期は短く、低温期が長くなりますが、
排卵の有る無しも時によってなので、安定しなくなります。

けれど、基礎体温の変化は妊娠を望む場合や、閉経を知る場合、
何か異状があった場合などの対応にとても役立ちますので、
これまでどおり続けていくことをおすすめします。

■更年期の生理不順に役立つことあれこれ■

更年期を迎え、不安定になった月経=生理は、なるべく軽くできれば痛みなども無く、さくっと終わらせたいものですよね。

●月経痛、生理不順に効くツボ
生理痛に効く
足の内側のくるぶしに手の小指を当てて、
手のひらをまっすぐにした状態のとき、人差し指が当たる上の部分が
「三陰交」(サンインコウ)と呼ばれるツボです。

このツボは消化器系と婦人病のツボで、生理不順や生理痛、不正出血、
また女性に多い冷えにも大変効果があるといわれています。

この部分の血行を良くすることで、体全体が温まる効果があります。

基本は親指で押すことですが、優しく揉みほぐしたり暖めることで
効果が上がるので、お湯に浸かったときやお灸やアロマオイルでの
マッサージなどもおすすめです。

●ストレス解消

この時期ではなくとも、月経不順や、整理期が遅れたり早まったりが、
ストレスから起こったとしか思えない事は、
ほとんどの女性がすでに体験していると思います。

それは当然この時期も同様で、ストレスによって重くなったり、
逆に突然止まったり、驚くほどの量があったりと言うことが
起こりやすくなると言われています。
生理が不安定になればなるほど気分が落ち込んだり、
イライラも増えますよね。

生活や仕事場でのお悩みやストレスは、なるべくためないようにするのが
ベストですが、なかなか思い通りにはいかないものです。

気分を換えて、ジョギングや軽いストレッチ、ジム通いやスイミングなど、
この時期に始める方も多いですし、ハイキングやヨガなど
スポーツのサークルに参加してみるのもおすすめです。

●食事のメニューで改善
ビタミンB6
女性ホルモンのエストロゲンに似た作用があるといわれているイソフラボンは、
大豆や小豆、豆腐、納豆、厚揚げなどの豆、豆製品に多く含まれ、
この時期減少する女性ホルモンの働きを助ける効果があるとされています。

また、カツオやまぐろ、レバーなどに多く含まれるビタミンB6は、
“”幸わせ物質””と呼ばれるセロトニンの分泌を促し、イライラを抑える効果や、
女性のお悩みに多い貧血やホルモンバランスを整え、
生理前後の不快な症状を抑える効果も期待されるので、
進んで取りたい食材です。

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Saori

Saori

編集長 saori
美容・健康分野で数多くのメディアを企画、運営。元化粧品会社勤務、その後健康食品会社マネージャー、その後独立。エイジングケア研究のため3年間ヨーロッパに留学。

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