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更年期障害?手足しびれの症状と改善方法

 2015/06/24 その他
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手足のしびれを感じる女性

手足がしびれる原因として、女性も男性もおとずれる更年期障害が考えられます。
最近なんだか不調だな・・・と思ったら医師に相談して対策することが大切です。
ここで症状を理解して、ご自分に当てはまるかチェックしてみてください。
重大な病気の前触れかもしれません。

更年期による手足のしびれとは?

朝起きてからしばらく手先に違和感がある手足がこわばる痺れるなどの感覚はありませんか?

他に、風が当たると痛い、チリチリする、何かが這っているような感覚があるなど、中には、曲げられないほど膝が痛い、字が書けないほど手先が痛むなど、
「もしかしたら悪い病気なのかも」「重大な病気だったらどうしよう」と不安になりますよね。

 

手足のしびれは大病の警告?!まずは病院へ!

手足のしびれで不安な女性
超高齢化社会を迎えた昨今、TVなどでもそういった番組が多く、「大病の始まりのシグナル」と疑いたくなるのも当然です。

実際、その不安が当たっている場合もあり、脳梗塞や脳溢血など脳の病、高血圧や動脈硬化などの初期症状の可能性も十分考えられるのです。
老化によって血管そのものが弱くなり、ビタミンが不足することによって、血栓などが起きやすくなるのもやはりこの時期なので、油断は禁物です。

また、女性に多く同じく関節の痛みから始まる膠原病、関節リウマチなどは、現在では検査方法も確立していますので、治療が早ければ早いほど効果が高いです。
寛解(数値が安定し、症状が改善し進みにくくなること)の見込みのある病気ですので、痛みをこらえて悩んでいるより、できるだけ早めに整形外科を受診することをおすすめします。

生半可に更年期の感覚異常だろうと決め付けることは大変危険です。まずはお医者さんに行きましょう。

 

更年期障害としてのしびれ

とりあえず病院には行ったけど、大病ではなかったという場合、この症状の原因の可能性として更年期障害が考えられます。

更年期を迎えて女性ホルモンが減少したことで、血流や代謝が低下することに加え、特に女性は、その時期を境に多くの骨量を失い始めます。

これは軟骨も同じで、長年の負担から磨り減ってしまった軟骨が十分に機能せず、関節や骨に痛みなどの症状が出る場合があるのです。

また、代謝が落ちることで神経の伝達物質が減って感覚が鈍ることや、肌の保湿力や水分量が減っていくため、冷たい、熱い、痛いなどといった刺激に正常な反応を示しにくくなってしまうことが、痺れやこわばり、感覚の異常といった症状となって現れることがあります。

ただでさえ固くなってしまった血管や皮膚を、若い頃と同じに外気にさらし続け、傷め続けていることが、しつこい”冷え”となり、ひどくなれば、痺れやこわばり、皮膚感覚の異常へと悪化していくのです。

 

更年期障害による肌への影響

女性ホルモンの急激な減少により、今日まで輝いてきた肌は、コラーゲンなどが保たれなくなり、徐々にその潤いや弾力を失い、血管の機能は低下し血流が悪くなることで、肌からハリを奪い去ります。

それによってシミ、シワなどが増え、たるんでくるなどの老化現象は、美容にあまり興味が無かった女性にすら、かなり堪えるもの。
けれど、同時にこれまで肌を保ってきた血流や感覚にもやはり老化が進んでいることは、目に見えない分、あまり意識されない事柄なのかもしれません。

 

痺れを改善して、皮膚感覚を取り戻しましょう

年を重ねてからのしびれやこわばりは、痛みによって動かさなくなることで、ついには機能を失い、本当に動かなくなるという最悪の結果に繋がりかねません。

そのためには、多少の痛みがあっても可能な範囲で動かすように努め、血行を促し、動かせる範囲を少しずつ広げていくよう心がけましょう。

血行不良の対策は、”冷え”の改善が基本です。

 

体を動かそう

犬の散歩で体を動かす

急な運動は血圧に負荷がかかるので避け、軽い運動を少しづつ楽しむようにすることが大事です。

運動が苦手でも、家事の合間のストレッチやペットのお散歩をちょっと遠回りにするなど工夫すると良いでしょう。
ラジオ体操は効率よくストレッチができる優れたプログラムなので、できることなら毎日続けることで効果が見えてくるはずです。

また、走るのが好きな方は軽いジョギングやウォーキング+ストレッチなどがおすすめです。
ジムに行く余裕があれば、軽い筋トレなどもいいですね。
ダイエット効果もあり、あまり足腰に負担をかけない水中ウォーキングなどもおすすめですよ!

こうして考えてみると「体を動かす」「スポーツをする」のは、わりと手軽に始められることがお分かりいただけると思います。

体を動かすことによって、手足の末端まで血液が行き渡り血行を促すので、症状の改善にとても役立つのです。

 

マッサージをして血行促進をしよう

マッサージをしてしびれを改善

感覚がおかしい部分を、ゆっくりと部分ごとにマッサージします。

その際は、手を温めてからするとより効果的ですので、お風呂につかりながらのマッサージがおすすめです。

手や足、ふくらはぎ、腰回りなど、しびれが出ていたり、感覚が鈍い部分をゆっくりとマッサージしてみましょう。
その際は、痛いほどぎゅうぎゅう揉むのではなく、手のひらを使ってくるくると螺旋の形に優しくさすっていくのがコツです。

 

お風呂タイムを有効活用

お風呂でしびれをとる

血行をよくするためには、体を温めることがとても大事です。

年を重ねてから、毎日お風呂に浸かるのは億劫だなと思うことはありませんか?

「そういえば最近シャワーだけだった」という方も、お風呂タイムをこの厄介な症状を改善するために、有効に使いましょう。

ぬるめのお湯にゆったりと20、30分つかると芯まで体が温まります。
肩まで浸かるとのぼせやすくなるので要注意ですが、肩や首は、熱いタオルで部分的に暖めるなどすると効果的です。

 

食生活を見直そう

あさりで手足のしびれを改善

更年期のこの時期、食事は和食を中心に考えるのが基本です。
上手に3度の食事に取り入れて、腹八分目を目安に楽しみながらいただきましょう。

血行を改善する牛・豚・鶏肉に含まれるビタミンB群や、血管を丈夫にするキウイやイチゴなどフルーツに含まれるビタミンC、ホルモンの代謝を上げるかぼちゃ・うなぎに含まれるビタミンEも大変効果的です。

中でもしびれに良いのは、アサリ・シジミなどの貝類レバーに含まれるビタミンB12で、手先、足先などの末梢神経の修復や回復に大変効果があります。

最近着目されているビタミンの一種パントテン酸は、うなぎ、子持ちカレイ、納豆、ヒラタケ、エリンギ、レバーなどに含まれ、動脈硬化の予防し、肌と髪の健康を保ち、ストレスを和らげるなどの役割があるので、進んで取り入れる工夫をしましょう。

また、血液をサラサラにして血行促進に効果がある、サンマ、イワシなどの青魚やマグロのトロに含まれるEPAやDHA、長ネギやショウガ、ニンニクなど、体を温める効果ではダントツの薬味を使ったメニューなどは最高の組み合わせです。

 

 

冷えを避けよう

暑い時期には、エアコンや扇風機の直風を避け、壁などに反射した冷気を活用しましょう。

その場合、設定温度は下げ過ぎないで、薄手の上着やひざ掛け、袖のあるシャツなどで冷えすぎないよう心がける。

●体を温める食材

しびれを軽減させるショウガショウガ、長ネギ、ニンニクがそのトップ3です。
また、滞った血液をサラサラにして、血流を良くする効果があるのが、こんにゃく、ゴボウ、にんじん、山芋などの根菜類、味噌、しょうゆ、梅干、たくあんなどですが、煮物や味噌汁にした場合でも、塩分が多いので取り方の工夫が必要です。

具だくさんの味噌汁や根菜の煮物が、寒い地方でよく食されるのは、先人の知恵だったのですね。

弱った部位は、長年がんばってくれたことへの感謝の気持ちでフォローする。
当たり前のようですがなかなか難しく、初めは面倒くさくて何度も戻ったりするものです。

めんどくさいと思う方にはサプリがおすすめです。



こういったことを少しづつ続けていくうち、前と違ってきたなという実感が必ずあります。
長年がんばってきたご自分と臓器に健康という名のご褒美をあげましょう。

冷えの悩みに!めぐりアップの金時ショウガ

 

病院での治療について

病院で手のしびれの診察
治療ってどんなことするの?

この時期起こるしびれには、女性ホルモンが大きく関係しています。

女性ホルモンのエストロゲンが急激に減るため、皮膚が薄くなり乾燥し、老化してしまうことで、いつもは気にならない程度の刺激に過敏に反応し、しびれの様な感覚を覚えてしまうのです。

軽いものなら、時期が過ぎれば次第に治まっていきますが、痺れが長く続く、範囲が広がっている気がする、物がつかめないなどの場合、膠原病やリウマチ、脳の内部の異常など、他の疾患の初期症状ということも十分考えられます。
なので、整形外科や婦人科、神経内科などで早めに診察を受けましょう。

更年期障害と診断された場合、投薬治療では、ホルモン補充療法や自律神経調整剤、精神安定剤などが処方されます。

他にも対症療法や漢方療法などさまざまな方法があるので、症状と希望をお医者様にわかりやすく明確に伝えて、なるべく体に負担を掛けず一日も早く改善するよう相談しましょう。

薬に頼るのはちょっと・・・という方へ

更年期が原因のしびれで、症状があまりひどくない場合、日々の生活の見直しや、マッサージ、食事の改善やサプリなどで症状を軽減することができます。


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Saori

Saori

編集長 saori
美容・健康分野で数多くのメディアを企画、運営。元化粧品会社勤務、その後健康食品会社マネージャー、その後独立。エイジングケア研究のため3年間ヨーロッパに留学。

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